しおみんは、縛師かすみさんとの共演は今回で3度目になる「いたくて、きもちいいこと」「乱れる」と、2人の共演作は、過去名作を生んでいる。今作はドラマ仕立てにした。レズ緊縛のエロいプレイを描くのは勿論だが、女同士の愛の世界のドロドロした心理も描きたかった。情念の昭和生まれの年上の女(かすみ)と、平成生まれのドライな娘(彩)の世代間の溝を撮りたかった。〇激しい雨の中、レズビアンバーで、出会う2人。雨宿りにかすみのマンションに連れてこられた酔っ払ったノンケの彩に、いきなりレズプレイ。途中から、かすみは麻縄で縛り出す。最初、戸惑う彩だが、未知の快楽に身を委ねエクスタシー。かすみのアブノーマルな世界に引きずりこまれて、一緒に暮らしだす。〇赤いバラ風呂の中での緊縛、首しめ、羞恥、浣腸プレイ、バイブ、電マで大失禁。何回も昇天する彩。彩の奥底にある本物のM性にどんどん夢中になる年上の女。やがてそれは、愛に変わる。彩はいつの日かかすみの愛の重さ、嫉妬深さが煩わしくなっていく。〇一年以上かすみにSM調教された彩は、緊縛の世界で一本鞭でも仏壇ろうそくでも失禁してイキ狂う本物のドマゾ女になっていく。1年半という時間の中で、世代が違う、2人の女同士の愛が、SMが美しいし、あまりにもいやらしい!! |
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